さがして発掘!未来のエンジニア!
「メカメカほりほり」は、近年問題となっている子どもたちの「理科離れ」という課題に取り組むことから始まりました。 ただ教科書を読むのではなく、遊びを通して自然に科学や技術に触れてほしい。そんな想いから、福井県の象徴である「恐竜」と、 ものづくりの需要な一部である「工学」を掛け合わせた、新しい体験プログラムを考案しました。
福井県は「恐竜王国」として有名ですが、私たちはそこに「3Dプリンタ」や「NFC(近距離無線通信)」といった普段意識して触れない技術を組み合わせました。 子どもたちが発掘体験を通して「この化石はどうやって作られたんだろう?」「スマホをかざすとなぜ情報が出るんだろう?」という 疑問を持つことが、工学への興味をもつきっかけとなれば幸いです。
この体験がきっかけとなり、将来工学系の学校へ進学したり、理系人材として活躍する子どもたちが増えること。 そして彼らが次の世代へ科学の面白さを伝えていく、そんな「未来のエンジニア」を育てる循環を作ることを目指しています。
まずは発掘現場(おがくずのプールや専用フィールド)の中から、化石が入った「岩」を探し出します。 シャベルを使って掘り起こす体験は、まるで本物の古生物学者のよう! 岩は企業から提供された不燃木材を活用した特別な素材で作られております。
見つけた岩を、ハンマーと鏨(たがね)を使って慎重に砕いていきます。 中から出てくるのは、3Dプリンタで精密に造形された恐竜の化石。 従来の体験とは違い、1つの岩に必ず1つの化石が入っているため、必ず化石を持ち帰ることができます。
ここからが「メカメカほりほり」の真骨頂。掘り出した化石にはNFCタグが埋め込まれています。 スマホの読み取り機能をかざすと、図鑑ページが自動で開き、その恐竜の詳しいデータや生態が表示されます! 「古代生物」のことを「近代技術」で知る体験です。
スキャンして表示されたページでは、恐竜の大きさや生きていた時代だけでなく、 発掘した化石がデータベースに「コレクション」として登録されます。 自分だけの図鑑を少しずつ埋めていく楽しさを味わいながら、全種類のコンプリートを目指しましょう!
本プロジェクトでは、発掘フィールドの土の代わりに「おがくず」を使用しています。 これは、福井県内の木工所から廃棄される予定だったものを引き取り、エンターテインメントの素材として「アップサイクル」したものです。
ふかふかとした優しい感触は、子供たちが夢中で遊んでも安心・安全。 さらに、会場いっぱいに広がる天然の木の香りは「森の中にいるみたい」「いい匂いで癒される」と参加者の皆様からも大好評です。 楽しみながら資源を大切にする心も育みます。